今日の花はヤグルマギク [紫色の花]
矢車菊(ヤグルマギク)の名前は、鯉のぼりの柱の先に付ける矢車に似ているところから名付けられました。
名前からか、5月5日の端午の節句の頃に開花するようです。
花色は、青紫色や白色の他にも赤やピンクなど濃淡の付いたもの等色とりどりで夏にかけて長い間楽しめます。
今日の花はラベンダー [紫色の花]
ラベンダーは、ハーブの中でも代表的な花です。鮮やかな紫色の花と心地よい香りが魅力です。
木本性ですが、草花として扱われることが多いです。
抗菌効果、防虫効果、美容によい効果があるそうです。
今日の花はアンゲロニア [紫色の花]
アンゲロニアは、初夏から秋の長い間、花を楽しむことが出来る常緑多年草です。
茎を直立させて横に這う広がります。
もともとは草丈1m近くに達するやや大型の植物ですが、これは50cmの園芸品種のようです。
花は茎の上部、葉っぱの付け根に次々にツボミの付けていきます。
今日の花はムラサキツユクサ [紫色の花]
ムラサキツユクサは、温暖な地域を中心に約200種が分布するそうです。
青紫色の3枚の花弁の可愛らしい花を毎年咲かせる多年草です。
ムラサキツユクサには、草丈50cm花茎2cm程の青紫色の花を咲かせる「紫露草」と、少し大柄の草丈1m花茎4〜5cm程で、青紫、白、紅紫など色数が豊富な「大紫露草」があります。
一般に広く栽培されているのは、紫露草(ohaiensis)と大紫露草(varginiaoa)を掛け合わせた園芸品種のアンダーソニアナ(andarsoniana)という品種です。アンダーソニアナは、耐寒性があり花壇などによく植えられています。日本に自生するツユクサ(コンメリナ属)とは属が異なり別な植物になります。
今日の花はアジサイ [紫色の花]
紫陽花の原種は日本に自生するガクアジサイです。ガクアジサイは、花序の周り縁取るように花を咲かせます。(最初の写真)
これを「額咲き」と呼ぶそうです。
一般的に紫陽花のイメージは、丸く小さな花が集まって咲くものですね。こちらは「手毬咲き」と呼ぶそうです。実は品種改良されたものだそうです。
紫陽花は、5月から7月にかけて開花して、白、青、紫、または赤い花を咲かせます。
一般に花と言われているのは装飾花で、雄しべと雌しべが退化していて(中性花と言います)、花弁に見えるものは萼(がく)が大きく発達したものです。
紫陽花は、土壌の酸性度pHによって花色が変わることが知られています。一般に酸性なら青、アルカリ性なら赤となります。
また、花色が変わるのは土壌の変化に関係なく、開花から日が経つに従って徐々に変化していきます。最初は花に含まれる葉緑素のため薄い黄緑色を帯びています。それが分解されていくとともにアントシアニンや補助色素が生合成されていって、赤や青に色付いていきます。更に日が経つと有機酸が蓄積されていくために、青色の花も赤味を帯びるようになります。これは花の老化によるものです。紫陽花の七変化と言うとこですね。
今日の花はニオイバンマツリ [紫色の花]
匂蕃茉莉は、花が紫色から白へ花色が変わっていきますので、1本の木から2色の花が同時に咲いたようで華やかです。花数も多く、強い芳香を放ちます。
名前の「匂蕃茉莉」は、匂は芳香、蕃は外国、茉莉はジャスミンということですが、残念ながらジャスミンの仲間ではありませんね。
今日の花はシラン [紫色の花]
紫蘭は、3月〜5月にかけて紫色の花を咲かせるランの仲間です。
性質は大変丈夫で、日向の草原などにも自生していますね。こぼれ種で増えたりします。
笹のような葉茎を伸ばして、先端に紫色の華麗な花を咲かせます。
秋になると葉っぱを落として休眠します。
シランは、漢方薬では地下茎は「白及根」と呼ばれ健胃のための生薬として煎じて薬に使われるそうです。
今日の花はフレンチラベンダー [紫色の花]
フレンチラベンダーは、濃い紫色の花の上にうさぎの耳のような可愛らしい白っぽい花弁を数枚付けるのが印象的です。
葉っぱは、綺麗な灰緑色で2~4センチの細葉で葉茎は短い毛で覆われています。全体からよい香りを放ちます。
比較的に大暑性と耐寒性があって育てやすいラベンダーです。
今日の花はブルーハイビスカス [紫色の花]
ブルーハイビスカスは、ハイビスカスという名前がついていますが、ハイビスカス属ではなくアリオギネ属に属します。
一見花はハイビスカスによく似ていますが、ブルーハイビスカスの葉は細いのに対し、ハイビスカスの葉は卵形です。
花の寿命は1〜3日ととても短いのですが、次々に花を咲かせてくれます。
実際のハイビスカス程、暑さに強くなく夏に枯れてしまうこともあるようです。
花の大きさは10センチ程、日に日に花の数を増やしてくれます。